町の中にある大きな公園。 ある日その公園内を歩いていると、横を青い物が通り過ぎて行きました。 「?」
「まさか、カワセミ!」 そこから私の探鳥が始まりました。 それまでは、珍しい鳥を見ようとすると山や森に行かなければならないと思っていましたが、いるんです町の中の公園に。 冬には冬の、夏には夏の鳥がやってきます。 そして、渡りの季節には珍しい鳥が休憩に立ち寄ってくれます。 色の綺麗な鳥、色は地味ですが表情豊かな鳥。 皆様の近くの公園にも来ているかもしれません。 公園に行かれたら、可愛い鳥の姿を探してみて下さい。
Tori Toriでは、写した鳥をデザインしてガーゼハンカチを作っています。 優しい手触りで吸水性の良い大阪泉州製のガーゼハンカチです。
末永く使って頂けたら嬉しいです。
トリトリ 津村 真澄
お求めはCreemaページやminneページまたは大阪天王寺あべのキューズモール3階「ABCクラフト」柱6番辺り(ハンカチのみ)で販売しています
アオバズク(Brown Hawk-Owl)
フクロウ目フクロウ科
九州より北に夏鳥。平地から山の中の木々、神社やお寺の木に巣を作り子育てをします。雄雌は同色、全体に焦茶色でお腹は白地に茶色の縦斑があり虹彩は黄色。丸い頭が可愛いフクロウで昼間は眠そうな目で枝に止まっています。
カワセミ(kingfisher)
ブッポウソウ目 カワセミ科
雄雌ほぼ同色。青い色の まるで宝石のような鳥です。清流に住むイメージがありますが、都会を流れる川や池にも住んでいます。魚獲り名人。身近な公園の池にも居るかもしれません!探してみて下さい。
ツバメ(Barn Swallow)
スズメ目 ツバメ科
北海道から九州までの地域に夏鳥として飛来。雄雌同色。とてもポピュラーな鳥さんで、人が生活をする場所の近くに泥でできたお椀型の巣を作ります。その巣に並ぶ 可愛い子ツバメたちの姿に癒される人も多いと思います。初夏、青空バックに飛ぶツバメはカッコいいですがカメラで追いかけるのは大変です。早い、早い…
モズ(Bull-headed Shrike)
スズメ目モズ科
漂鳥、留鳥。平地から山の農耕地や河原。雄は顔が白く黒い過眼線があり、お腹は薄茶色で背中は灰色。雌は全体に茶色っぽく、過眼線が薄い。お腹には鱗のような模様がある。
大阪府の府鳥で、公式マスコットキャラクターの「もずやん」が活躍中。秋には公園や畑などで鳴いて縄張りを宣言しています。カエルやバッタを枝に刺して食料をストックする「はやにえ」が有名です。時には鳥も餌食に… 小さな猛禽類ですね。
ホオジロガモ(Common Goldeneye)
カモ目カモ科
冬鳥。雄は胸から脇が白く背中は黒い。頭はおにぎり型で光沢のある緑色。雌は全体に茶色。英名でも分かるように虹彩が黄色。潜水が得意で、ピョコッと潜って泳ぐ魚を追いかけて捕まえます。水が綺麗な場所ではその姿が上から見えるのですが、水中で脚を広げて魚を追いかける姿が可愛いです。
スズメ(Eurasian Tree Sparrow)
スズメ目スズメ科
雄雌同色。ことわざや物語にも出てくる 人間の近くにいる鳥さん。色は地味ですが、ほっぺの黒い斑点が可愛い。チュンチュンと鳴きながら餌を啄ばむ姿を見ていると和みます。
人との関わりが深く、人が住まない山の中にはいないとか。昔はたくさんいましたが環境などの変化でその数を減らしています。
ヤンバルクイナ(Okinawa Rail)
ツル目クイナ科
雄雌同色。沖縄北部にいる日本固有種で絶滅危惧種。黒っぽい体なので赤いクチバシが目立ちます。1981年に捕獲され、未知の種であることが新聞で発表された時、おどろいたことを覚えています。飛べない鳥ですが、走るのが早い。昔は天敵がいなかったのですが、人間が持ち込んだマングースや猫によってその数が激減。今は保護活動の結果、少し数を増やしているようです。
アカショウビン・リュウキュウアカショウビン (Ruddy kingfisher)
ブッポウソウ目 カワセミ科
雄雌同色。火の鳥の異名を持ち、夏に日本にやってくる鳥。渡来数は少ないですが、赤色の綺麗な鳥です。林の中に響く「キュロロロロ・・・」の鳴き声に癒されます。
ヤマセミCrested kingfisher
ブッポウソウ目 カワセミ科
雄雌ほぼ同色。日本にいるカワセミ類の中では最大で鳩ぐらいの大きさ。
白と黒のカノコ模様で「カノコショウビン」とも呼ばれます。パンクなとんがりヘアが魅力的!
キビタキNarcissus flycatcher
スズメ目 ヒタキ科
九州より北の方では夏鳥。雄は黄色と黒のタイガースカラーで、市街地の公園などでも見られます。
雌は地味な色ですが、目がクリッとしていて可愛い。
タイガースファンの方は、雄を見つけてください!
ミソサザイwren
スズメ目 ミソサザイ科
雄雌同色。平地から山地の渓流沿いの林にいます。
日本で最も小さい野鳥の一つ。赤みを帯びた焦げ茶色で、尾羽を立てた姿が可愛い。
鳴き声はディズニーアニメに出てくる鳥のよう。きれいです。
大阪 堺では明治時代より染料を注いで染める技法「注染(ちゅうせん)」で手ぬぐいを作ってきました。糊を置いた布を1度に30~50枚重ね合わせ、上から染料を注ぎ、下から吸い取ります。表と裏両方から染めますので、両面ともきれいに染まります。作業はすべて手作業で行いますので、全く同じものを再度作ることは出来ません。今回は大阪府伝統工芸士の方に染めていただきました。
現在3種類の注染手ぬぐいを発売中です。綿100% 1枚1,540円(税込)
注染工場での製作工程動画はこちら
スズメ目 ササギヒタキ科
本州以南では夏鳥。 春の渡りの時には、大阪市内の大きな公園にもやって来ます。 雄は尾羽が長くブルーのアイリングが可愛い。 空中の虫を捕るので動きは早いですが、長い尾羽をヒラヒラさせて飛ぶ姿は美しいです。鳴き声は「ツキヒホシッ ホイホイホイ」 このように聴こえるかどうかは、聞く人次第ですが…
カワセミ・ヤマセミ・アカショウビンの3種です
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